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夢 -時空を超える旅路- イメージの博物誌 3
最近はゼミで上記の本を参考に、師から「夢」についてレクチャーを受けている。
とかく耳にする近代の夢というものの解釈は「覚醒時に記憶した情報の整理」である。
しかし、それは間違いではないにしても、夢の本質ではない。…というのが上記の本の解釈であり、伝統的な世界観では夢に、宇宙的で根源的な意味を見出してきた。
直接的に言えば、夢によって人は別のリアリティの世界を体験しているのである。
夢は現実ではないという考え方は、一見すると常識的であるが「現実」というものが何か?と突き詰めていくと結局、われわれが覚醒時に体験している現実というのは、沢山の人の主観が、およそ同じようであるという合意のもとで仮定された世界にすぎないのである。
さらには「この世界(宇宙)は、根源的存在の夢から誕生した。」という神話もあるのだからおもしろい。
夢の世界は、シャーマン的リアリティの世界と同じく、怪しげで魅力的であると気づかされている。
…とまぁ、インテリチックなことが書きたかっただけだが、本題である以前体験した夢の内容を簡単に記録。
その日は入眠時に、意識をオープンにして情報をキャッチしようと試みていた。
すると、なんとなく地球外の存在と意識がつながったのだ。
この時の意識状態は、半分夢で半分覚醒といったところか。
その生命体の姿はなんとなく、やわらかい形をしていたような気がする。
君の住む惑星に連れて行ってほしい。とお願いする。
凍てついた氷の世界。青い豊かな深海。そのようなイメージが浮かんだ気がする。
(この特徴からして、木星の衛星エウロパかもしれない。)
惑星の名を尋ねると、彼らは「ラオンズ」と呼んでいるらしい。
この生命体がとても友好的な存在であるというのが雰囲気でわかった。
・・・以上が記憶している範囲のことである。
今夜は寝るときに、久々にラオンズを訪問しようと思う。
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